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邪魔な酸素を排除しろ! 酸化防止の切り札「溶存酸素除去システム」とは

配信日:2018年6月26日

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いつもお世話になっております。
産業ガスのトータルソリューションをお届けする、大陽日酸です。
今回は以下の内容をお届けいたします!

<目次>
1】邪魔な酸素を排除しろ!酸化防止の切り札「溶存酸素除去システム」とは
2】嘘?ホント?アセチレン容器の塗装色はワキ汗に関係

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1】邪魔な酸素を排除しろ!酸化防止の切り札「溶存酸素除去システム」とは
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製品液中の酸化を抑えて消費期限を延長させたい、
原料液中の酸素分を限りなくゼロにして品質を長く維持したい。
そんな課題を抱えているお客様にはガスプロフェッショナルが考えた
「溶存酸素除去装置」をご提案します!

当社独自開発の特殊ミキサーから排出される窒素を利用し、
液中の酸素を除去する方法で、通常のバブリングやエジェクター方式に比べて
「電源・メンテ不要」、「酸素高除去率(気液比0.590%以上)」、「省ガス(他方式比▲75)
という夢のような装置です。(※数字はお客様の環境によって前後します)
設置方法は既設の窒素配管途中に特殊ミキサーを導入するだけ!

現地デモを通じてお客様の利用環境に応じた評価も可能で、実際にワイン、
食用油、石油系液体(溶剤)など幅広い流体で品質の改善が見られました。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

溶存酸素除去システムの詳細はコチラ
https://tn-sanso.mrc-lp.com/oxgen-removal/


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2】嘘?ホント?アセチレン容器の塗装色はワキ汗に関係
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 溶接・溶断、熱処理から有機合成など幅広く産業用途で利用され、現場で
必ず目にする茶褐色の容器、アセチレン。なぜ茶褐色か疑問に思った方は居ても、
まさかワキ汗が関係していることを耳にされた方はごく少数ではないでしょうか。

 日本の高圧ガス保安法では6種類のガスについて法律で塗装色が定められています。
酸素が黒、水素が赤、炭酸が緑、塩素が黄色、アンモニアは白、アセチレンが茶褐色、
その他はねずみ色です。各色の理由が明記された資料は残っていないようですが、
一説によるとガスの色を決めた当時の内務省担当官が高圧ガスに関する講義の際に、
各塗装色の覚え方について「アセチレンは汗。汗は白い肌着のわきの下に褐色のシミを
作る。故に茶褐色である」と説明されたと言います。(他の5種類のガスにも
それぞれ覚え方があります)

 色なんて保安上さして重要ではないと考えられる方もいらっしゃると思いますが、
医療分野ではガス設備にJIS規格が採用されており、院内におけるガス識別色が
高圧法上の塗装色と異なるために、酸素と炭酸の取り違えによる事故も生じています。

慣れや思い込みによる事故・労災を減らすためにも高圧ガス設備の日常点検と
使用時の指差し呼称を忘れずに。

 アセチレンを利用した溶接・溶断における保安に関しての情報はコチラ
https://www.jniosh.go.jp/publication/doc/tr/TR-48_2017.pdf
[
参考:ガス切断・ガス溶接などの作業安全技術指針/労働安全衛生総合研究所]

発行元■━━━━━━━━━━━━━━━━━
The Gas Professionals
大陽日酸株式会社 産業ガス事業本部 企画・特販事業部
142-8558 東京都品川区小山1-3-26 東洋Bldg.
TEL
03-5788-8305 FAX03-5788-8709.
用途別ガス供給技術検索: http://gasequip.tn-sanso.co.jp/use/
E-mail
gaspromag@tn-sanso.co.jp
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